2022年 1月 の投稿一覧

定年退職前に退職金を受け取った場合「退職所得」になるのか?

通常「退職金」とは会社を退職するときに支払われる一時金の事を指し、給与の後払いの性質を持っています。

ところが、会社を退職する前にある一定の事情により「退職金相当額」が支払われる事になった場合、これを「退職所得」として扱っても良いのでしょうか?

「ある一定の事情」とは次のようなケースです。

・当初定年の年齢は60歳だったが、定年年齢の引き上げが行われた。

・従業員側は60歳で退職金を受け取る事を前提にライフプランを立てていた。

・そこで引き上げ後の定年前に退職金を前倒しで支給した。

ある一定の条件を満たせば「退職所得」として認められる

結論として、下記の条件を満たせば退職所得として取り扱って良いとの通達が国税庁より示されました。

●60歳以降の勤務は、退職金の算定に影響しない(60歳で受け取っても65歳で受け取っても退職金は同額)

●退職金相当額を受け取った後は、退職時に一時金は支払われない

●定年引き上げの実施が該当社員の入社後に行われた

●会社の規定により「退職金」の受け取り時期は、退職時か60歳かの何れかのみ選択可能。従業員が任意の受給時期を指定できない。

定年引き上げによる想定外の不利益を被る従業員が発生する事となるため、その不利益を会社として解消すべく行う取り組みであることも認められた理由の一つ

※国税庁サイト

https://www.nta.go.jp/law/tsutatsu/kihon/shotoku/04/04.htm

退職所得か否かで税金や社会保険料が大きく変わる

もし退職所得と認められなかった場合は「給与所得」となります。

退職所得は税金についてかなり優遇されている(20年以上勤続の場合、非課税枠=40万円x20年+(退職時の勤続年数ー20年)x70万)ので給与所得と認定されると高い税率での納税と高額の社会保険料の支払いが必要になります。

働き方と収入が多様化する現代には欠かせない知識であると言えそうです。

「コロナショック」以来のアメリカ株暴落。それでも積立投資は継続→結果は?

ウクライナへのロシアの軍事進攻の影響とFOMAの利上げ発表の影響で、3/8時点で投信の評価損益は前月比▲30万円の+710,000円台まで下がりました。昨年のコロナショック以来の下げ幅です。さすがにちょっと不安になりました

でも積立投資は継続です。

先進国株式と全米株式のインデックス投信を昨日、今日と少しづつ買い増し結局トータル10万円買い増しを行いました。あくまで目的は「老後資金」なのでここは我慢です。逆に長期投資家には絶好の買い場が来てると思います。

で、今日は3月26日。

評価損益は+103万円台まで回復。2週間ちょっとで30万円ほど回復しました。

こうやって「経験」を積み重ねていくことで「精神力」も鍛えられていくのでしょうね。

積立、止めなくてよかった・・・。

国民年金の未納期間がある人は60歳以降もIDeCoに加入出来る!年金額を増やすと同時にiDeCoのメリットを享受しよう。

2022年5月から原則65歳まで加入出来るようになる

ideco(個人型確定拠出年金)は現在は60歳までしか積立を行うことができませんが、制度改正により2022年5月から原則65歳まで加入出来るようになります。

但し条件があり「国民年金の被保険者」である必要があります。

現在サラリーマンで60歳以降も継続雇用で会社に残る方は2号被保険者となりますので、idecoに65歳まで加入できます。

大卒サラリーマンは年金保険料の未納期間がある人が多い

しかし60歳で定年退職して会社を辞めてしまうと年金の被保険者では無くなってしまう(=年金保険料を支払う義務が無くなる)ためidecoの加入資格は無くなってしまうのでしょうか?・

サラリーマンは大学を卒業して会社員になった方が多数であると思いますが、殆どの方が学生時代に年金保険料を支払っていません。

日本は20歳になると年金加入が義務付けられていますが就職するまでの2年間(浪人してると3年間かそれ以上)年金保険料が未納になっている方が多いのです。

3年未納期間があると受け取る年金が8万円減る?!

国民年金は40年(480ヶ月)保険料を支払うと年金が満額で支給されます。

ちなみに2020年の満額は78万1692円になっています。

私の例でいうと20歳から23歳の3年間が未納となっており、貰える年金額は70万ちょっとです。8万減ってる訳です。

では今から未納の保険料を納付する事はできるのでしょうか?

「任意加入」で年金を増やすとともに60才以降もiDeCoの加入資格を得る!

結論から言うと、出来ます。

「任意加入」という方法です。

条件は

1、日本国内に住所を有する60歳以上65歳未満の方

2、老齢基礎年金の繰上げ支給を受けていない方

3、20歳以上60歳未満までの保険料の納付月数が480月(40年)未満の方

4、厚生年金保険、共済組合等に加入していない方

私の場合36ヶ月の未納期間があるので63歳まで任意加入する事が出来ます。

そして任意加入している間は1号被保険者となるためこの期間はidecoにも加入できるわけです。

貰える年金が増えて、掛金全額控除のidecoのメリットも享受できちゃいます。

ideco始めてみませんか?

今日の投資信託はいくらになった?しくじりFPのほったらかし投資のガチな体験的現状報告(22/01/06)

22年01月06日(木)

今日の投信評価額 2,573,191 

評価損益 +1,013,191円(+64,95%)

前日比 ▲48,626円

前月比 ▲15,502円

NYダウ 36,407.11(前日比▲392.54)

日経平均 28,487.87(前日比▲844.29)

今日はほとんどの指標が▲マーク(TT)

日経平均も800円以上下げました。

投信評価額も▲48,000円・・・

こんな時はどうするか?

「ま、そーゆーこともアルヨネー」と受け流す。

これがほったらかし投資を続けるコツ。

今日の投資信託はいくらになった?しくじりFPのほったらかし投資のガチな体験的現状報告(22/01/05)

22年01月05日(水)

今日の投信評価額 2,621,817 

評価損益 +1,061,818 円(+68,07%)

前日比 +15,654円

前月比 +33,124円

NYダウ -(前日比-)

日経平均 29,332.16(前日比+30.37)

ダウの記録を取り忘れました・・・

確か200ドルちょっと上昇していたはず。

評価損益も続伸しましたが、1/6のダウは392ドルマイナス。

今日は下がりそうだな・・・

今日の投資信託はいくらになった?しくじりFPのほったらかし投資のガチな体験的現状報告(22/01/04)

22年01月04日(火)

今日の投信評価額 2,606,163 

評価損益 +1,046,164 円(+67,06%)

前日比 +17,470円

前月比 +17,470円

NYダウ 36,585.06(前日比+246.76)

日経平均 29,301.79(前日比+510.08)

あけましておめでとうございます。

大発会はやはり「上げ」でした。

100万ぐらい買っとけばよかった(笑)

いまいちリスクを取れない小心者です・・・