今年も残すところあと7日。本年は「ウクライナ侵攻」から始まり、アメリカのITバブルに陰りが見え始め大幅な利上げによる景気の減速、世界的なインフレ等で投資環境はかなり厳しかったような気がします。最後の最後で日銀の金融緩和の転換まで行われ、急激な円高に現在は見舞われています。
私の保持する投資信託も、年初から比べると損益はプラス110万円からプラス80万円まで減少。30万円儲けが吹っ飛びました。ここ数年は前年の儲けを常に上回っていただけに、積立投資開始以来初めての経験です。
では、投資を辞めてしまうのか?
その選択肢はありません。
我々個人投資家の最大の武器は「長い時間」をかけて投資ができる事です。機関投資家(いわゆるプロのトレーダー)は大体3か月ごとに投資成績を評価されますので短期的な売り買いを繰り返して預かっている資産を何とか増やそうとします。この土俵に我々一般投資家(アマチュア)が乗ったところで勝負は見えています。
世界経済は年間で3%の割合で成長していくといわれています。今年は厳しい環境でしたが、人間が経済活動を持続する限りこの状況が永遠に続くことはありません。一般投資家は粛々と投資を続けていくべきなのです。
私も来年がいい年になると信じて、積立を続けていきます。