つみたて投資で元本が2倍になるまでどのくらいの運用期間が必要?「126の法則」でカンタンに把握できる

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これからつみたて投資を始めてみよう、とお考えのあなた。投資元本が2倍になるのにどのくらいの期間が必要だと思いますか?簡単に知ることのできる「法則」があります。それが「126の法則」です。

この法則は慶応大学理工学部教授の 枇々木 規雄氏が「積立投資の複利効果を概算する簡単な計算ルール」というレポートの中で提唱された法則になります。

この「126の法則」は、積立投資や積立預金を行った場合に「積立年数x利率(%)=126」という数式で資産が積立元本の2倍になるまでの積立年数や運用利率を求めることが出来る、というものです。

つまり「年数」を求めたい場合は「126÷利率」という数式で、「運用利率」を求めたい場合は「126÷積立年数」という数式で簡単に求めることができる、という公式になります。

分かり易くするために表にしてみました。

【積立元本が2倍になる「126の法則」の使い方】枇々木 規雄「積立投資の複利効果を概算する簡単な計算ルール」より出典

運用利率が3%の場合、元本が2倍になるのは42年後、という意味になります。

毎月2万円ずつの積立を20才から始めた場合、3%の利率で運用すると62歳の時、資産は「2万x12か月x20年=480万円」の元本が2倍の「960万円」になる計算ですね。

この「法則」は下記のようなものもあります。

  • 積立投資の元本が1.5倍になる「76の法則」
  • 積立投資の元本が1.5倍になる「190の法則」

それぞれ上記の表の「126」を「76」や「190」に入れ替えて計算することで、それぞれの運用利率や運用年数を知ることが出来ます。

ここでは詳細は割愛しますが「早見表」をつかって様々な倍率の「法則」を導き出すことが可能です。

セカンドライフの資産運用の見通しを判断するために、是非覚えておいてください。

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