「つみたてNISAを始めたいんですが、どこで勉強すればいい?」こういう質問をよく受けます。本を読んだりネットで調べたりするのもいい。でも結局いつまでたっても「わからない」ままで、全然先に進みません。

まずは証券口座を開設し、1000円だけ投資信託を買ってみる

やるべきことはただ一つ!「NISA口座」を証券会社に開設し、「つみたて投資枠」で購入できる「投資信託」を1000円だけ実際に買ってみましょう(余裕がある方、リスクを取れる方は10000円でもいいですよ)

証券口座は「ネット証券」で開設しよう

その際、間違っても証券会社や銀行の窓口には行かない事!何も知らずに「NISA口座作りたいんですけど・・・」なんてやってくる客は証券会社や銀行にとっては「カモがネギ背負ってやってきた」「飛んで火に居る夏の虫」以外の何物でもありません。手数料の高い、よくわからない金融商品を買わされ後で後悔するのがオチです。

NISA講座は必ず「楽天証券」や「SBI証券」などのネット証券で開設しましょう。自分である程度調べざるを得ませんし、調べる事で証券取引の基本的な仕組みを理解することもできます。

つみたて投資枠で購入すれば安心な訳

NISA口座が開設できたら、次に購入する投資信託を選びましょう。「どうやって選べばいいのかわからない」という声も聞きますが、そんなに難しい事ではありません。

NISAつみたて投資枠の商品は、金融庁厳選の低コスト投資信託。長期・積立・分散に適し、販売手数料ゼロ、信託報酬も低水準。毎月分配型や短期売買向けは対象外で、初心者も安心して長期の資産形成が可能です。なので、「つみたて投資枠」で購入可能な商品を選んでおけば、初心者はとりあえず安心と言えます。というわけでまずは1000円分購入してみましょう。

自分で金融商品を購入すると、自然と経済の動向に関心が向くようになります。値段が下がった時、上がった時、なぜそういう値動きをしたのか考えるようになるクセがつきます。自分が持っている以外の投資信託はどういう値動きをしているのか。それはどういう性格の商品なのか等々、興味は尽きなくなってきます。これは実際に「投資」を行い「市場(マーケット)」に参加する事で体験できるのです。いろいろ調べるよりも、まずはリスクの低い方法で「やってみる」事がとても重要なのです。そして「市場(マーケット)」に参加する事でネット上の投資に関する情報もより理解が深まっていきます。

そして慣れてきたら、最初とは違う商品を購入したり、投資額を増やしたりしていけばいいと思います。月々一定額の投資信託を購入し「つみたてNISA」でつみたて投資を始めてみましょう。

まずは「動く」ことが大事

まずは「動く」ことが大事だと、私は思います。皆さんはどう思われますか?